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A:SIG
C:ナカノフドー

「屋根材としてのCLT その1・・・WRC造+CLT屋根」

CLT(Cross Laminated Timber)は
ひき板を各層で直交に敷き並べ接着集成して作られた面材で、
最近法整備が進んだこともあり徐々に広まりつつある材料です。
この建物では下部構造をRC造とし、屋根材のみCLTを使用しています。

CLTを使うメリットとしては、
・棟梁、登り梁、垂木などが不要で最小90mmで屋根を架けられる
・軒も面としてそのまま出すことが可能
・天井面をCLT現しとすることで、仕上げが不要
などがあげられます。
一方で面に強弱の方向性があることや、接合方法が確立されていないことから設計、施工には神経を使います。

CLTの吊り込み。一枚の大きさは2.2m×3.6m。

頂部の加工。板厚さは30㎜×3層で90㎜。CLTでは最小の厚さ。


屋根全景。3つの切妻が絡んでいます。

屋根頂部はボルトで緊結。

継手ディテール。CLTはひき板1枚分を抜いておき、現場でビス止めにてつなぎます。

切妻同士がぶつかり合う谷側の稜線は鉄骨プレートをガイドとし、屋根下部からボルトを差し込み、上部で締めています。

内観。最下層のひき板はすべて無節!

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